×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここはトミーウォーカーが運営するPBW
「エンドブレイカー!」のキャラブログです。
主な記者:クニークルス・カウダ(c08070)、センテリェオ・テソロ(c28018)(とその背後
ご存じない方にはわけの判らない内容が多分を閉めますので、踵を返すことをお勧めいたします。
ひそりと遊びにいらした方は、どうぞ、いらっしゃいませ。
========================================
ブログ内の作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『エンドブレイカー!』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権はクニークルスPLに、著作権は各絵師様に、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
========================================PR
ずいぶんな、ご無沙汰。
元々こちらはあまり、というか……ええ、あまり、だったわけだけれど。
加えてというか…まぁ、やはり某140字で呟くあれの影響もあるだろう。
そうね、そう、だけれど……私、140字じゃ、少し足りないのよね。
……足りるのは、普段から口数の少ない彼ぐらいかと思うが。
ふふ、そうかも知れないわね。ところで…そう、ところで。
開けている間に、いろんなことが、沢山、あったの。
遺跡島のこととか、収穫祭のこととか。
お祭の仮装は、私とセンテリェオさん、セットでお願いしたのよ、ね。
正確には俺と貴方と、更には扉向こうの男性陣も交えた4人でトランプをモチーフにしたわけだが、
メデューサと鏡の盾で、対にはなっているな。
……祭、自体は。紅のキューピットがずいぶんと楽しんできていたようだが、一応、サーキットや最強勇者とやらには、俺たちも参加してきていたな。
いつものことだから、いいのだけれど。
だけれど……たまには、私たちも遊びに行きたいと思うのは、悪いことではないわよね?
善し悪しは特に諮るものではないと認識しているが。
行けるかどうか、後ろの技量の問題であって。
というか……私のペースでは、あの流れは少し、難しいかも、知れないわ。
さくさくとお話ができるのは、やっぱり、彼なのね。ふふ、ずるい。
それはそうと……マギラントといえば…センテリェオさん、出身、というお話だったわよね。
一応、な。仔細が出ていない時点での仮定だったから、後付部分ではある。
……それでも、ここでは少し、俺を優遇してくれるようだ。既に最初の試練も含め、二度、仕事に就かせてもらっている。
まぁ。それは、素敵ね。私は、すっかりラッドシティの人間よ。
婆様の居たアクスヘイムは、やっぱり特別だけれど、魔女さま、と。呼ぶ声が、聞けて。
……なんだか、ここが居場所なのかしらと、思えたの。
領主としての勤めを果たせている貴女を、俺は尊敬してやまない。
俺も、マギラントの状況次第では……そうだな、一度テソロの家に帰るべきか。
貴族、の、おうちなのよね?
下級も下級だ。宝石商を営んでいるため、自営の商人となんら大差は無い。
俺も、貴族としてよりも、自警団としての時間の方が長いくらいだ。
とは言え……俺も兄さんも居なくては、継ぐものも居ないからな…話ぐらいはつけるべきかと、認識している。
おうちのお話は、難しいことも多いと思うけれど、どうか望むように。
あぁ、貴女の言葉があれば、きっと叶うだろう。
一先ず、は。週明けにも塔首らからの接触が図られるらしい。そちらに出向ければ、幸いだな。
どのような形かはともかく……誰と、という目算は?
個人的にはマシンフェアリーを相手した経験があるゆえに、銀の塔だが…
クニークルスは?
私?私は、白が無いのなら、黒よ。
ふふ、貴女らしい。
彼らは……特に、鼻の似合うお友達は、権力者が大嫌いだから、きっと、関わらないだろうけれど。
不機嫌なお友達も、性格的に、銀かしら。
……クニークルス、貴女は彼と俺を同じ場に?
あら、いけないことかしら?
いけなくはないが……あれと似ていると思われるのは少し、少しだけ、不本意かもしれない。
心配しなくても、本当に同じ場所に経つことなんて、無いわ。
そんな機会があれば、仲良くなればいいのにと、思うけれど。
……善処は、する。
あら、ありがとう。
あら、あら。大変、うっかりしていたわ。
センテリェオさん、私、貴女に言わなければいけないことを、忘れていたの。
……?
それは、急ぎの用事では、なかったという解釈でいいだろうか
ええ、急ぎ、ではないけれど。大事な、お話よ。
そ、そうか、それなら…。
改まった形になるが、聞かせてもらえれば、嬉しいが。
あら、ふふ、お話というほど長いものでは、なかったわ。
一言、一言だけ。
ただいま、と。
…………あぁ、お帰り、クニークルス。
しかし、困ったな。
貴女の口から、ようやくその言葉を聞くことが出来たのはいいが……
明日、もう一度、お互いに告げる必要があるやも知れない。
そうね、そういえば、もう明日。
センテリェオさんの部隊は、どこへ?
俺は入江で巨獣の相手を。
以前の攻略戦の折にも、多くの巨獣と戦う機会があったからな、今回、活かせていればと思う。
クニークルスは?
私は、砦へ。
どんな結果になるかは、判らないけれど。
出来る限りの精一杯は、してきたつもり。
それは、勿論。
……扉向こうの彼らは、遺跡へ行ったのだったか。
ええ、そう。
私たちは、彼らと、彼らを含めた遺跡組を、無事に送り届けられるように。
そして同じ場所に立つ者の無事を得られるように、だろう?
ふふ、そう、そうね。
それじゃぁ、また明日、改めて。
貴女の口から、素敵な言葉が聞けますように。
灯りを幾つ点しても、黒い壁は光を吸い込むようで。
暗がりの中に居るような気分に、真っ白なソファの上で膝を抱える。
モノクロの中に、唯一色を含んだ少女は、言い得ない孤独感に、瞳を伏せた。
寄せてくれた言葉に、思いに、感謝が溢れて、溢れて、止まらない。
貧困街の『魔女』領主。受け入れてもらえたことが、本当に、嬉しい。
でも、私は決して優しい人間ではないの。
婆様と供に居た私は『魔女の子』と呼ばれることを快く思う、極悪人。
けれど婆様も、私だって、虐げたいわけではなくて……えぇと、言葉は難しいものね。
人が悪と呼ぶもの、でも、それは必要な存在だと思うから。
汚す手が必要ならここに二つだけ、あるのだと。
咎も罪も罰も、全部、この『魔女』が請け負うのだと。
それだけの、こと。
『魔女』が必要とならなければ、それはそれは、とても幸せなこと。
そう在れる街。領主として、沢山の人達と一緒に、考えたい。
街の人達が、自分達の街をよりよくしようとしてくれれば、きっと、きっと、実現する。
彼らも、私も、一人ではないのだから。
だから、沢山のお手伝い、できると、いいな。
本当に、本当に、ありがとう。