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□    おまつり
明日、のつもりで居たのだけれど、もう、今日になってしまったわね。
今日は、クロノス大祭。
のんびりとしたおしゃべりの場所だけだと思っていたら、なんだか楽しそうな冒険が始まるみたいね。
きちんと参加できるかしら。ふふ、少し不安よ。
おしゃべりを眺めているのに夢中になって、忘れてしまいそうな気がして。
私は、お喋りにはきっと混ざることはないのだろうけれど……。
素敵なイベントごとのお誘いがあると聞いて、少し、そうね、少し、だけ。心動いているところ。
一人で行こうか、誰かを誘おうか……。
イベントの内容によるかしら。公開を楽しみに待てということね。

そうそう。
もうだいぶ前のお話になってしまうけれど、収穫祭があったでしょう?
その時の仮装衣装を、結局我慢し切れなくて、全身図で頼んでしまったの。
とても暖かな、冬服よ。
仮装の姿そのままのつもりで居たけれど、大きくする仮定で、少しアレンジしてもらったみたい。
折角だから、紹介。
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390文字で、一度止め。
当たり障りのない感じだけれど…決めていたことは、入っていると、思う
ヘルガさんを助けられるよう、頑張りましょ。

* * * * * * * * * *

接触:
森の中に潜めるよう、似せた色合いの外套を纏ってステルス使用
囮がヘルガとベリアルを引き離すまで、気取られぬ程度に距離を開けて尾行
引き離し成功したらベリアルを包囲できる位置取りで奇襲
失敗の場合はヘルガが人質に取られないよう、割り込める位置を

戦闘:
囮の正否問わず初手はバックアタックでベリアル狙い
ベリアルの不意をつけるよう、死角を狙って
以降、バルバが召喚されれば同アビでそちらへ接敵
ヘルガが危険な目に合わないよう留意しつつ、
早期に数減らすことを目標にレギオスブレイドで攻撃
吹き飛ばし受けた場合は、近接アビで即座に元の位置に戻れるように

ヘルガの安全を第一に、ベリアルの逃亡阻止を第二に
易く使える我が身なら、幾らでも張るとも

ヘルガが納得して帰ると言うなら土産の一つでも持たせたい
決意固く居るだろから、どちらかといえば職の案内をしてやれればと思うが
…さすがにそれは、政府に託すべき事項か
 木製のそれが、ことりと音を立てて置かれる。
 暖かいお茶に、甘いお菓子。
 客人をもてなすようなそれは、自分と、誰かの、二人分。
 並べ終えた女は、黒い壁にぽつりと備わる白い扉を見つめ、呟いた。

「さて、そろそろ来るはずか」

 待ち人を呼び寄せるべく、こん、こん。二度だけ、扉を小突いた。
始めに見かけたのはラヴィさんのところだけれど…
バトンとして受け取ったのは、ソオラさんから。
どちらか一つを選び取らなければいけない状況は、好きよ。
どちらか一つを切り捨てなければいけない状況は、嫌いだけれど。
願えるのならどちらもと言うのは、我侭かしら。
今は未だ我侭でも、いつか、それを成し得る力を手に入れたい。

と……それは、それ。
バトンはお遊びなのだから、あまり真剣には考えず、ぱっと思いついたことを綴るつもり。
つもり、でいても、不意に深く考え込んでしまうことがあるのは、仕様のないことよね?
お祭、お疲れ様。遊んでくれた人たちには、ありがとうを。
今年もダンスがあるんだって知って、どれくらいの人をお誘いできるかなって思っていたけれど…始まってみると、あっと言うま。
言葉を選んでいる内に、終わってしまっていたわ。
お誘いしてくれた方には、人に溺れる手を引いてもらったわ。ありがとう。
それと、それとね。
今年の収穫祭では、南瓜の行列に参加したの。

c08070_sdzen_2.jpg



















marou絵師
お願いした時は候補生さんだったのだけれど、お祭の後に昇格していたわ。
ありがとうございました。おめでとうございます。
お礼のお手紙が未だだけれど…ゆっくりでも、必ず(ぐっ)
えっとね、今年は、足音トークで知り合った人たちと、お揃いの何かを持ちたいなって、お話していたの。
それで、音符マークの、ランプ。
私の仮装のテーマが黒兎の魔女だったから、黒の音符、って思っていたのだけれど…
marou絵師さんの、とっても綺麗な色使いが、費えてしまうのは勿体無いなって、思って。
だから、黒だけれど、どんな色合いになってもかまいませんって、お願いしたの。
――とても、とても、綺麗な青。
愛しくて、抱きしめてしまいたくて。
けれど自慢の品だから、そっと見せるように、手を添えて。
そんな気持ちが滲んでいるような、素敵な一枚。
表情ね、指定するスペースがなかったの。
300文字をこんなにも少ないと思ったのは、初めてかもしれない。
あれも、これも、それも。全部全部詰め込んで、後はお任せで。
言葉が足りないかなって思っていた部分も、全部、綺麗に表してもらって。
本当に、嬉しい。
…私、今、真剣に、全身図をお願いしようかと悩んでいるわ……。
お祭のピンナップの方が、とも思うけれど…全身が見たいの。
……別の全身図を頼んだばかりだけれど……この誘惑は、抗いがたいわ…。


それ、から。
ラッドシティで初めてのお仕事の報告書が、帰ってきたの。
人事とは思えない少年達のお話。
生きることに執着していれば、私もきっと、彼らのように奪うことを選んだでしょうね。
私がそれをせずにここに居るのは、執着の無さと、婆様の存在。
『物は狩るものであり奪うものではない』
『倫理の前にプライドを捨てろ』
請うことは恥ではないの。だから、搾取する前に、誰かに縋りついて欲しかった。
……縋る、手が、無かったのなら。
間に合った今、私が、その手になるわ。
全てを差し出すなんてことは出来ないけれど、生きるのに足りないものを分けてあげることは出来るもの。
罪を償って帰って着てくれた時に、逢いにいければいいのだけれど。
その前に、彼らが安心して帰ってこれる場所を作らないとね。
お疲れ様、次も頑張りましょう。
今回一緒だった方々と、MSさんに、感謝を。
 
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石:センテリェオ。末子
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