今回はレジスタンスのお手伝いですって。
ふふ、ハーフエルフの子供たちを助けるためだ何て、素敵ね。
それが建前でなければいいのに。
なんだかね、少し不安もあるの。
権威を貶めるっていう言葉のせいかしら。
どこか悪意があるように見えて仕方がない。
……それでも、何もしないよりかは、何かした方が、いいもの。
助けたいという願いがあれば、きっと十分。
楽しむことが難しいのだとしても、楽しみたい。
前向きな思いがあれば、前向きな結果が呼び込めるものね。
例えば、ね。
もしも、彼が悪意を持って、私たちを利用しようとしているの、なら。
その時はその時。
悪意を抱く対象と、理由によるわ。
よそ者が疎ましいとか、そんな理由だったら悲しいけれど……。
仕方ないかなって思うし。
戒律を否定したい何かがあるのなら、聞かせてくれればなって思うし。
マスカレイドにでもなってしまっているのなら、殺してあげたい。
救えるのなら、救うけれど。
殺すことでしか開放できないのなら、それもまた救いでしょう?
なんて。
その時にならないと、やっぱり何も判らないわ。
時を動かすお手伝い、頑張ってきます。
PR
沢山喋ってもよかろう?
……とは、言っても、あまり一つに沢山を詰め込むのは、またどうかと思う。
そこで一先ず、いくつかに分けようと思い至ったわけだ。
ふむ。まずは、与えられたバトンから、かのぅ。
同じ相手より勝手に拾ったものも混ぜてしまおう。
うむ、これだけで十分長い。やはり分けねばな。
ん、と。
一つ目は、エリザルドさんから帰ってきた、あいつバトン。
もう一つも、エリザルドさんから。とっても面白そうだった、豹変バトン。
二つ、続けてだから、とっても長いかもしれないけれど……たまには、そういうのもあると思うの。