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朝目が醒めて、窓の外の光を浴びて。
大好きな人たちと挨拶を交わす。
一日の間で、色んな時間に。
何人も、何人も。
アクスヘイムの最下層では考えたことも無かったやりとり。
その繰り返しが、初めの内はただ新鮮で楽しかった。
今、は?
今はね、幸せ。
新鮮だと、楽しいと感じた時以上に。
些細なことだと、人は言うかしら。
当たり前のことだと、笑われるかしら。
でも、だって、幸せなんだもの。
里帰り、したかったかもしれない。
婆様に、お話したかったの。
私は、幸せにやっています、って。
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あら。お仕事に夢中になっていて、すっかり忘れてしまっていたわ。
えっと、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
いろんなことが沢山起こったな、って思っていたら、いろんなことが、一気に動き出したみたいで、目が回りそう。
もっともっと、強くなりたいな。ふふ、今年の目標よ。
それから…それから?
うん、と…あまり、考えてない。
考えるようになったのは、最近のお話だもの。
昔は……そうね、考えるより先に動いていた。
気が付いたら、ってことが、多かった。
お前さんはもう少し頭を使ったほうが良いって、婆様に言われたこともあったわ。
うん…考えるのは、苦手だけれど、楽しい。
くるくると回るの。色々な思いが。
うまく、纏めて…伝えられたら、きっともっと楽しいのよね。
がんばりましょう。(ぐっ
魔女、と聞くと、どうしても婆様を思い出すわ。
……いまでは、ネヴァ婆様も。あぅ、婆様ごめんなさい、登録申請間に合わなかった…(BR登録用紙を握り締めてしゅん
今度、今度こそは。(ぐぐ
あ、えっと…そう、婆様は、「魔女」ではないのだけれど、御伽噺の魔女みたいな姿を好んでいて、子供なんかにそう呼ばれていたの。
とても綺麗な顔をしていたのに、勿体無い。
そんなささやかなことを思い出す、魔女の、お話。
良い人なのか悪い人なのか、良くは判らないけれど、お話を聞きに行けたらなって、思ってる。
……うん。参加、してます。
やっと、関わることができるのだもの、ね。
千人を超える大所帯なのだから、知った顔の一人二人は、居て当然よね。
それでも私は一人で行くわ。
みんなが魔女をどう思っているかは、聞くことをしていないから知らないけれど……私は、例え彼女が敵意を持って襲い掛かってきても、戦う気はないの。
それでは…足を引っ張るでしょう?
それは、嫌なの。
逢えるかどうかも判らないから、きっと杞憂になるのだろうけれど。
……本当を言うと、それ、以上に。
婆様に逢いに行くような気分だから、みんなが良く知る私ではいないと思うの。
隠すつもりもあまりないのだけれど……晒すつもりも、あまり、ない。
だから、一人が良いの。ごめんなさい。
良い結果を齎せるといいわね。
ただいま、って、笑顔で言えるように、頑張りましょう。
(黒ずんだ紙が握り潰されている)
(インク色の手形が掠れている机)
(足元に転がったペンは折れている)
(二つに、四つに)
(部屋の主は窓も扉も開けたまま、出かけたようだ)
兎さん退治のお仕事が、終わったわ。
私は直接兎さんと戦うつもりはあまりなくて、村人さんの避難ができればそれでいいかなって思っていたのだけれど……ふふ、少しは、役に立てたみたいで、とても嬉しい。
被害もあまり出さずにすんで、皆無事に帰ってこれて、良かった。
ルーウェンさん、ギガンティアに連れて行ってくれてありがとう。あとで、私のほうからもお返しさせてね。
……んと、最後に、ちょっと、手を上げてしまったけれど……ちゃんと、加減はした、のよ?
ふふ、決まった相手の居る殿方が、違う女性に手を出すのは、あまり褒められたものではないと思ったから、つい。
けど、そうやって自由な振る舞いが出来るのも、相手の方がとても優しいからなのかしら。
嫉妬は醜いものだというけれど……殿方は、嫉妬深い女性は嫌いなのかしら。
私は……私は、殿方ではないけれど、それくらい純粋な思いだと考えると、とても愛しい。
…あら、お仕事のお話からずれてしまったわね。
ふふ、改めて、お疲れ様。
救うことができて、よかった。