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【ちっちゃい子バトン】
※５歳のころの自分になって答えてください。
１：名前はなんですか？
ふむ。困ったな。私に名前などない。
婆様は常に「お前さん」と呼ぶから、それでいい。
他の人間も「お嬢ちゃん」だの「クソガキ」だのという呼称で成立しておるよ。
不便に感じたこともない。お前さんも好きに呼べばよかろうて。
２：好きな食べ物と嫌いな食べ物
好き嫌いをしているほどの余裕はないぞ。
口に入れて衝動的に吐き出すようなものでもない限りは食わねばなるまい。
……強いて言うなら、婆様が手をかけたものは、壊滅的に不味いことが多い。
あまり目が見えぬそうでな、物の分量を間違えがちなのだ。
わしが早く料理を覚えねばな。
３：将来の夢はなんですか？
上層だ。最上層へ、登ること。
婆様は見たことがあるのだろうか。いつも聞いても答えてくれない。そのくせ、ここより上の話をよくするのだ。
つまりそれは行けということだろう？
ならば行かねばなるまいて。勿論、婆様も連れてな。
４：怖い夢を見たらどうしてますか？
飛び起きるほどの夢なら、そのまま眠らぬよ。
婆様が言っておったのだよ。それは警鐘だとな。
何か悪いことが起きる前触れだ。目が覚めたならそれに従い警戒しろ、と。
だから、壁に背をつけてナイフを握り、息を潜めて前を見つめている。
それなら、何が来てもすぐに動けるだろう？
５：憧れてる人って居ますか？
やはり婆様だろう。わしの知らぬことを何でも知っておる。
わしはいつも、婆様から多くを学んでおるよ。
言葉を覚えろ、知識を盗め、婆様の口癖だからな。
６：一人で留守番できる？
ふむ。おそらくできるだろうが…あまり留守を任されるような状況がないものでのぅ。
あぁ、夜を過ごしたり、雨風を凌いだりするための場所を確保することなら出来るぞ。
７：好きな番組は？
ばんぐみ…？
むぅ。わしの知らぬ言葉だ。少し待て、婆様に聞いてくる。
８：一人でお使いしたことある？
思えば使いとして出されたことはあまりないな。
物は買うものではなく狩るものだ。
それは即ち奪うことではないから間違えるなと、婆様がよく言う。
……あぁ、あった。あったぞ。
奪われたものを奪い返しに行ったことがある。
うむ、あれは我ながら良くやったと言える。
…婆様には、怒られたがな。
９：好きな遊びは？
鬼ごっこもかくれんぼも得意だ。
さすがにスカイランナーを相手にした鬼ごっこは死ぬかと思ったがな。
婆様が居てくれねば今頃……まぁ、過ぎたことだな。
……絵本？うむ、あれは意外と高く売れる。
１０：得意なことってある？
うぅむ……得意と言い切れるほどのことはないのぅ……。
上手くできるようになったと思ったら人並み。と、婆様が言っておるでな。
繕い程度なら、人並みに出来るぞ。あと、応急処置だな。
婆様があまりにも己を省みないからな。必要な能力だ。
１１：最近できるようになったことは？
ジャグリングと言うものを覚えたぞ。
……三本だけだが。
本数を増やして出来るようになれば、上層で十分な芸事になると聞いたものでな、練習中だ。
……む？
ジャグリングは、ナイフでするものだろう？
１２：趣味は？
繕いと編み物だ。
どうせなら服を丸ごと作れるほどになりたいものだな。
１３：口調は？
言葉を覚えろ。が、婆様の口癖……うむ、先も言ったか。
わしの周りには色々な言葉を使うものが居るが、今は最も聞き慣れている婆様の言葉を真似ておるよ。
……貫禄が足りんと、婆様には大いに笑われたが（むぅ
１４：今一番欲しいものは？
…………これは、聞かれると少し厄介なのだが……。
薬がな、要るのだよ。婆様も年だ。あちこちが傷んでおる。
だが、ここらで薬を手に入れようと思うと、ことさら金が要るのでな……。
婆様も、老いぼれに無駄に金を使う必要はないと言い張っておるゆえ、一人で手に入れねばならん。
うぅむ……つまるところは、金、だな。
１５：最近泣いたことは？
ここ（わき腹）と、ここ（二の腕）を刺された時はさすがに泣くほど痛かった。
涙は生理的に流れるものであった方が楽だ。婆様もそう言う。
視界が滲むと、困るだろう？
１６：最後に、現在の自分に戻って５歳の自分に一言
色々な本を読むといいわ。
きっと、貴女の名前が記されているから。
それと、婆様を大事にね？
【心理テストバトン】
■最初に回す人を五人
んと、殆どの人が、回っているみたい。
私が意図して回す分は、埋めておくわね。
■次の接続詞に続けて文章を完成させてください。みな独立した文章です。
1． 「しかし」 全ては幸福に繋がっている
2． 「やがて」やがて終わるとしても後悔すべきではない
3． 「ただ」 逢いたいと願う
4． 「だって」幸せだもの
5． 「そして」私は目を閉じる
6． 「水たまりは」 心を映す鏡
7． 「あの子って」とっても優しい
8． 「今日の私は」少しだけ甘えん坊
9． 「すこしは」 楽しみましょう？
10．「涙は」癒しの欠片
結果は、まだ見ていない人も居るかもしれないから、下の方に下げておくわね。
思い切り下の方に。
◆結果◆
1．『しかし』とはこれまでのことを振り返るときに必ず使います。
つまり、この後に続く言葉は『今までの人生』を象徴します。
しかし全ては幸福に繋がっている
まぁ、これは幸福だったと捉えるべきかしら。それとも、幸福ではなかったと捉えるべき？
ふふ、どちらでも変わらないわ。今、私は幸せだもの。
過去が幸福でなかったとしても、それも全て、今の幸せに繋がっているのでしょう？
2．『やがて』は近い未来を予想、あるいは予測する時に使います。
あなたが今一番気になる未来…『恋人との行方』を表します。
やがて終わるとしても後悔すべきではない
（首傾げ）
…………。
（反対側に傾げ）
…………終わるのは、当然よね。だって、人はやがて死ぬのだもの。終わりのない人生はつまらないわ。
けど、そうね、そう…終わると、しても。後悔したくはないわ。
一つ一つの時間を大切にしたいという願いの現われかしら。
3．『ただ』これは後に『…だけ』などが続き、
非常に少数なものを語る時に使う接続詞なので、
『一人の時のあなた』の状態がここで浮き彫りにされるでしょう。
ただ逢いたいと願う
まぁ。あら…ふふ、なんだか恥ずかしいわ。
そうね、一人で居るのは、寂しいもの。
誰に、とは言わないわ。誰かに、とも言わない。
けれど、逢いたい……うん、逢いたいわ。
4．『だって』はもちろん言い訳をする時の常套句です。
あなたが言い訳する時、あなたが知らず知らずの内に自分の欠点を語っているのです。
実は『あなたの嫌なところ』をさらけだしてしまっているのです。
だって幸せだもの
…………。
うん、と……これは…ひけらかしているとかそういうことかしら……。
あの、その……ごめんなさい…。
す、少し、自重します……（しゅん
5．『そして』は現状を受けて、その延長線上に
『あなたの老後』がここに映し出されています。
そして私は目を閉じる
死ぬということかしら？当たり障りなく、普通のことね。
ふふ、どうせなら、幸せを満喫してからがいいわ。
6．『水たまり』というのは真実を写す鏡の象徴でもあります。
水たまりをどうとらえるかによってわかるのは『あなたの本当の姿』です。
水たまりは心を映す鏡
あらまぁ。鏡の象徴に対して、そのまま鏡と告げてしまうなんて…ふふ、発想力が乏しいのかしら。
それとも……そうね、鏡のように、真似るだけなのかもしれない。
対の仕草をしても、それそのものにはなれないのに、ね。
7．『あの子』これは他人を指す言葉ですね。他人に対する言葉は、
裏返してみれば他人の目に映る自分を意識する言葉でもあるのです。
自分をつくろったり、よく思われたいと願う部分、これは『好きな人の前にいるあなたの態度』です。
あの子ってとっても優しい
優しく、なれているのかしら。
ふふ、なんだか不思議ね。私は決して、優しい人間ではなかったはずなのに。
優しい人を見つめていると、そうなれるのかしら。
8．『今日の私』、『今日』とあえて限定すると、とてもあらたまった気持ちになります。
でもそこには無理にとりつくろった偽りの心が含まれていることも事実でしょう。
ここでは『ウソをついている時のあなた』が表れてしまいます。
今日の私は少しだけ甘えん坊
甘えたことは、あったかしら。
…好意に甘えたりは、違うわよね。うん。
9．『すこしは』…出来なくてもいいからわずかでもいいから努力しなくてはと、
自分を叱咤激励するような気持ちをこめたこの言葉から導かれるのは、
あなたのやる気、つまり、『今年の目標』なのです。
少しは楽しみましょう？
今年ももう少ししかないけれど、私、これは達成できているわ。
少しどころか、とても、とても、楽しんだ一年だったもの。
あら、締めくくるには、まだ早いわね。ふふ、残りの時間も、沢山楽しむわ。
10.『涙』は喜び、悲しみ、感動とさまざまに揺れ動くあなたの心の代弁者です。
大人への第一歩を踏み出した『初体験の時』の不安や喜びがここでわかります。
涙は癒しの欠片
初体験って、どういう意味かしら（首傾げ
初めてのこと全てに対して言うのなら、そうかもしれない。
新しいことは楽しいもの。私を癒す、大切な切欠よ。
ふふ、どんな解釈をしたらいいのか、難しかったけれど、とても楽しかった。
誰に回すとは考えていないから、気になったら、良かったら、持って行ってみて？