今日は、新しいお仕事が無いかなって、酒場をうろうろ。
ついこの間行ってきたばかりだったけれど、毎日の日課みたいなものになっているから、無理って判っていても、行っちゃうのよね。
私がいけそうなお仕事は残念ながら無かったけれど、おとなしく帰ろうかな、って思った時に、「クー!」って、私を呼ぶ声が聞こえたの。
とっても可愛らしくて、愛らしい声。
すぐに振り返って確かめたけれど、ふふ、そうするまでもないくらい、はっきりと判ったわ。リゥさんの声だ、って。
嬉しくて駆け寄ったら、何だかリゥさんが少し照れたような顔をしていたわ。
首を傾げていたら、つい、大きな声出しちゃった、って、ぽつり。
ふふ、そうね、確かに沢山の人に見られたけれど、むしろ私、こんなに可愛い人が私のお友達なのよって自慢できた気分で、何だか嬉しかったわ。内緒、だけれど。
リゥさんもお仕事逃しちゃって、時間が余ってたみたいだったから、その後は、二人でお散歩。
街の通りを歩いての、ウインドウショッピング。
……実は、ちょっと憧れてたの。お友達と、お買い物って。
お洒落なワンピースとか、華やかな小物とか、通りはもうすっかり夏仕様。
季節ごとに変わる姿もそうだけれど、お友達と見て歩くのが、とっても新鮮で、何度も足を止めては、眺めちゃった。
リゥさんがお勧めしてくれたブレスレット、シンプルだけど細かい細工がしてあって、可愛らしかったな。
私も色々眺めながら、お花のブローチとか、レースのリボンとか、ついついリゥさんに翳してみたりして……うん、やっぱり、とっても似合う。
結局何も買ってはいないけれど……いいの?って聞いたら、
今日は買い物が目的じゃないからいいの、って。
…私、ついついはしゃいでお金使っちゃう性質なのだけれど…うん…見習わないと。
そういえば……楽しかった、に加えて、もう一つ、嬉しかったこと。
リゥさん、夏には帽子を買おうか迷ってるって、相談してくれたの。
私は普段帽子はあんまり被らないのだけれど、夏はやっぱり、あると便利なんだな、って、思うの。
日よけ、の意味もそうなんだけれど、帽子って、扇げるのよ。
…………凄く真面目な顔で言っちゃったけれど、よく考えたら、用途としては……凄くおかしいわよね……。
機能的な面もそうだけれど、お洒落アイテムとしてもきっと重宝するものなのよね。
リボンを巻いて花を飾った麦藁帽子なんて、とっても憧れ。
うん、これは、私の個人的な憧れだから、心の中でだけ。
気が付いたら独り言みたいに色々言っていたけれど、参考にしてみるね、って言ってくれて、とっても嬉しかった。
ありがとうって言葉は、大好き。とても、とても。
こちらこそ、ありがとう、リゥさん。
また、一緒にお散歩してね。
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今日は保存していたご飯が減ってきていたから、ちょっと遠出して、狩りをしてきたの。
大きなお肉……じゃなくて、猪が居たから、張り切ってみたのだけれど、改めて考えたら、一人では食べきれない量だったのよね。
一匹で十分すぎるくらい狩れちゃったから、早めに切り上げて、市場の方へ。
お肉の半分は保存食にしてしまうけれど、残り半分は、色々と替えてもらったわ。
ふふ、オレンジを沢山貰ったの。これも、半分はジャムにしてしまおうと思うわ。
早い内に切り上げてきたから、どっちに帰ろうか選べたのだけれど、今日は、傾き荘。
星がちらちらと見つかり始めた空を眺めながらのんびりと帰ってみたら、シャレンさんが台所にいるのを、みつけたの。
何をしてるんだろう、って、聞こうと思ったら、先に、お帰りなさい、って……。
うん……なんて、言うか…少し恥ずかしいくらい、幸せで…。
ただいま。
普段、あんまり言わない言葉。あったかかった。
それで、改めて聞いてみたら、ご飯を作ってたんですって。
思わず目が丸くなっちゃった。うん、だって…シャレンさんって、とってもお洒落で、華やかだから、綺麗なお店とかでご飯食べてる姿が、きっと映えるんだろうなって、なんとなく思っていたの。
でも、お洒落で、華やかな……女性らしさ。それには、お料理ってとっても合ってて、すぐに納得しちゃった。
一緒に、って、言ってもらえたから、私も少し手伝おうかなって、思ったんだけど……
シャレンさん、とっても手際が良くて、何だか邪魔しちゃいそうだったから、お皿をだしたりする方で、お手伝いしてみたの。
並んだ料理が、すっごくお洒落で、びっくりしたわ。
白いふわふわのパンは、良く行くパン屋さんで買ったんですって。
みんな、色んなお店に行くのね。普段殆ど見ていないから、とっても新鮮。
お料理、あんまり凝ってないって言っていたけれど……そっか…普通の女の人は、これくらい作っちゃうのね……。
ちゃっかりレシピを教えてもらっちゃったから、私も、一度くらいはお洒落なものを…!
お礼、にはちょっと足りないかもしれないけれど、今日手に入れたオレンジを並べてみたの。
華やかになったね、って、笑ってくれて、嬉しかった。
シャレンさん、普段は色んなお仕事をしてるんですって。
今日はお店のBGMを演奏してたみたい。
聞きにいってもいい?って聞いたら、いいわよ、って。ふふ、楽しみ。
それに、ね。私が狩りに行ってる、って言ったら、じゃあ今度は、その獲物でご飯作りましょ、って。
女の子が狩りって、ちょっと勇ましすぎるのかしら、なんて思っていたけれど…うん…そういうの、素敵。
家庭って、感じがする。
ラヴィさんやリゥさんも誘って、大勢で、賑やかに。
ふふ、どうしましょう。私、楽しみすぎて張り切っちゃうわよ。
やっぱり、誰かと一緒のご飯って、楽しい。それにとっても美味しかった。
シャレンさん、ありがとう。
仮プレイングを貼るのは初めて。
みんな沢山お話ししてくれて、とっても勉強になるわ……。
移動:
瓦礫跡を迂回するように全員で裏手の馬小屋へ
馬小屋の中から見つからないよう注意しつつ接近、待機
誘導役の人が誘き寄せてくれているのが判ったら、すぐに突入
対マスカレイド:
最初はデモンフレイム主軸に攻撃
二体共に紫炎がかかるように
以降はレギオスブレイド中心に片方の抑え役。ドレインで回復賄い
自分のダメージが少なければ切り裂きも併用して接近
機会に恵まれれば反撃も
途中で他のジャグランツがきたら、レギオスブレイドの対象を一時的にそっちに変える
他の人が抑えてくれるようならお任せ
既にマスカレイド一体倒せているなら、武器で接近攻撃
討伐隊に戦うことを見咎められたら、殺されたくない、って叫ぶ
無事に退治できたら、騎士さんに、ありがとう、ぐらい言った方がいいのかしら
勿論、スラムを救ってくれて、の意味で
ユジェーヌさん:
ビーストクラッシュを主軸に、私と一緒に片方の抑え役をお願い
私も前に出て、集中攻撃されないよう努めるわ
まだまだ良くできそう。うん、頑張ろう。
陽雪MSさんの、『
紅と紫の花霞』っていうお祭りに行ってきたの。
うん、と、何で二回も出させてもらってるの?って、背後さんが布団の中で震えてる。
ふふ、そこは、得したって、喜ぶところじゃない。
お花が綺麗で、見ているだけでもきっと飽きないのだろうけど、お花のお酒があるって聞いて、つい、そっちにも夢中になっちゃったのよね。
これでも、お酒は大好き。婆様に付き合って、結構呑んでたのよ。
お前はざるじゃない、わくだ、って、そんな大げさなことも言われたけど…うん……そんなこと、ないわ。(真顔
ん、と…夜になったら、牡丹の花に、願いをこめて流す、って言うイベントがあったんだけど、私は、お持ち帰り。
毎日お世話をして飾っておくような窓辺は無いけれど、綺麗だったもの。
枯れるまで、思い出とずっと一緒。
酒場のテーブルでは点呼に参加しなかったけれど、依頼、とかで、会ったことのある人も何人も居て、眺めているのも楽しかったわ。
そういえば、お祭りには色々遊びに行っているけれど、いつも一人きり。
でも、いつも、誰か、知らない人とお話させてもらってるのよ。
そうやって、沢山の人と知り合えていけるって、素敵ね。
ふふ、友達百人、できるかな。なんて。
今度、機会があれば、誰か誘ってみようかしら。
なんに、しても。とっても楽しい一日だった。陽雪MSさん、ありがとう。
朝からいいお天気。こういう日は、お散歩に限るわよね。
気持ちいい風が吹いているから、ずっと、風上を目指して。
良い事がありそうな気がしていたら、本当に、良い事があったの。
ふふ、ラヴィさんと会ったの。偶然って、素敵よね。
……本当は、少し前に気が付いていたんだけど、たまたま、同じ方向なのかなって思って、振り返らずにいたのよね。勿体無い。
丁度、お昼ご飯の時間だったから、ラヴィさんと一緒に、定食屋さんに行ったの。
美味しいお店なんだってラヴィさんに教えてもらってたから、メニューを見ているだけでもとっても楽しかった。
お財布と少しだけ相談して、お魚の定食を頼んだわ。いつもお肉ばかりだし、たまには、ね。
本当に美味しいご飯だったけど…美味しそうに食べるラヴィさんの方が、気になっちゃった。
お友達と食べるご飯って、こういうところが好き。
美味しそうに食べる顔って、何だか幸せな気分にしてくれると、思わない?
それにラヴィさん、とっても綺麗に食べるのよ。私も見習わなくっちゃ。
素敵なお店を教えてくれたお礼に、私も……うん、いつか、お勧めの場所を…!
お財布は空っぽになったけれど、お腹と心が満たされたのだから、満足。
……ラヴィさんが心配そうな顔をしていたけれど…どうしてかしら。
お店から出たとき、風は殆どかんじないほどになっていたけれど、お話しながら、ぶらぶらとお散歩。
どこを歩いているのかはちっとも判らないけれど、爽やかな町並みに被る空は、とっても綺麗だった。
ラヴィさんはお話し上手だし、時間なんて、あっという間。
お日様が傾いてるのを見つけて、ちょっとだけ、困ったのよね。
帰り道なんて覚えてないもの。
私一人なら良いけれど、ラヴィさんにまで野宿させるわけには行かないわよね、って。
結局、考えても仕方ないから、いつも通り適当に歩いたけれど…。
うん、何とかなるものね。
良い事があると思った日は、きっと私、とことん運が良いの。
ラヴィさんの普段の様子もお話してもらったし、今度は、私から遊びに行こうかしら。