…とか？ううん、とか、じゃなくて、アトリエのお話ね。
最近描いてもらった分、今までの分…も。全部纏めてみようと思う。
せっかくだもの。ね。
……多分、とっても長いと思う。背後さんの感想もちょっとずつはいるから。

どうしましょう。どうしましょう……。
まだ、何も始まってはいないのだけれど…なんだか、気持ちが落ち着かない。
どうして、かしら。
なんだか、不安。
怖くなんてないのに。
前だけを向いて居ればよかったのかしら。
憤りのまま？
……それは危ないと、言われてしまいそう。
落ち着いたのは、とっても、いいことだと思う。うん、とっても。

何が、不安なのかしら。
判らないことが不安なのかもしれない。
不透明な未来だから？

……うん、駄目ね。ちゃんと、落ち着かないと。
大丈夫。大丈夫。
大丈夫、よ。

ふふ、これが終わったら、やりたいことがあるの。
理不尽に立ち向かうことができれば、きっと、勇気がもらえるんじゃないかなって。
そんな、淡い期待。
終わったら……終わったら、きっと。

大きな戦争の前に、一仕事。
今回のお仕事……戦争に影響あるのかしら。出発日が目前だから、当日までに帰ってくる可能性は低そうよね。
……生死不明で不参加、なんてことにならないと踏んでの、参加なのだけれど。当てが外れたらどうしましょう。
うーん……その時はその時、かしら。うん、仕方がな……くは無いけれど、自業自得だと思うわ。
んと、それでね、旅団でお話させてもらっていた人と、前にお仕事で一緒だった人と、一緒なの。
追いかけた、わけではないのだけれど…一緒に行けたらなって、期待はしていたの。
だから、とっても嬉しい。ふふ、一緒に頑張りましょう。

……今回は、初めて、倒すお仕事じゃないの。
救う、お仕事。
護る、お仕事。
戦うだけのお仕事に慣れているから、ちゃんと切り替えて考えないと。


お仕事が終われば、戦争。
恐れる気持ちは、まったく無いの。ふふ、楽しみですらあるのよ？不謹慎かしら。
きっと危険なのだろうけれど。それでも、私の手で、誰かの憂鬱を晴らすことができるのなら。
それって、とても幸せなことでしょう？
留めだなんて贅沢なことは言わないわ。ほんの一矢になれれば十分。
ふふ、張り切るわ。


……私の、手で。
なにかが、すくえるのかしら。

彼女には一つ、嫌いな言葉があった。

なんだか頭がぐるぐると回っているような気分。
不思議な感覚だけれど、不愉快ではないのだけは判る。
考えるのが頭だから、頭が回っているような気がしているけれど。
本当に回っているのは、心の中なのかもしれない。
よく判らない。判らないけれど……。
きっと、私にできることは、多くは無いから。
少しずつ、片付けていきましょう。